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NIS(YP)を使って/etc/groupにエラーを出さずに多くのユーザを登録する

Linuxで、/etc/groupの各グループにおいて ひとつのグループに多くの人数を登録した場合に /etc/ypでmakeをしたときに、エラー(warning)が発生することがあります。 これを回避する方法です。

(ご注意) このページをご利用になった結果の影響については、 一切責任を負いませんので、あらかじめご了承願います。

  1. /etc/groupに、
    group:x:1000:user1,user2,user3,‥‥,user10,‥‥
    などと、数多くのユーザを登録しているうちに、ypサーバでmakeを行ったときに エラーが発生する場合があります。
    makedbm: warning: data too long: group:x:1000:user1,user2,user3,‥‥,
    これは、大概ユーザ数がオーバーしたわけではなく、 /etc/groupの1行が長すぎることが原因のようです。

  2. 上記を回避するために、groupの設定を複数行に分割します。
    group:x:1000:user1,user2,user3,‥‥,user10
    group1:x:1000:user11,user12,user13‥‥
    のように、グループIDは同一にしておいて、別のグループ名として 複数行に分割して登録します。単に複数の行に分割するのではなく、 IDが同じで名前が別というのがミソです。これで、 /etc/ypでmakeしたときに、エラーは出なくなります。


shacho@critical.ne.jp
Last modified: Wed May 28 00:10:00 JST 2003