TortoiseSVN(TortoiseSVN)でブランチ(分岐)を作成する方法(手順)
以下に該当するような場合は、ブランチを作成して
trunkとは別々に管理するようにしましょう。
	- 特定のリビジョンでリリースしたくなった。
		trunkへは継続して新しい機能を追加していきたいが、リリースするところへは入れたくない。
		でも、バグ修正はtrunkへもリリースするところへも入れたい。両方を適切に管理したい。
	
 - trunkとは別のラインで、機能の変更
		(処理系のバージョンが変わるなどある程度大きな変更)を
		専用の作業場所を作ってやりたくなった
		[機能ブランチ]。
	
 - 自分では管理していない外注先などで作成しているライブラリなどが、
		定期的に(不定期でもよくて、要するに1回だけではなくて「何回も」という意味)
		納入される。必要に迫られて自分でも納品物をアレンジするので、
		納品物をバージョンアップしたところへ自分のアレンジを反映したくなる
		[ベンダブランチ]。
 
(ご注意)
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	- TortoiseSVNを使って、ブランチを作成するためには、
		コンテキストメニュー(右クリックメニュー)を使います。
		ここでは、「trunk/」以下全体を、「branch/v4/」へブランチしてみましょう。
	
	
 - trunkを、右ボタンでクリックして、
		[TortoiseSVN] → [ブランチ/タグ]を選択します。
		
	
	
 - 今回は、「branches/」以下へ「v4」として作成しますので、
		サーバのbranchesの場所を記入または選択したあと、「v4」と入力してください。
		[OK]を押すとその場で分岐が始まります。
		分岐はローカルではなくサーバ上での作業のため、
		そのまま確定となりますので注意してください
		(あとでコミットは必要ありません)。
		
	
	
 - 分岐した結果を表示します。
		現在の作業フォルダを分岐先の作業フォルダへ変更する方法を、
		注意書きとして表示しますので必要に応じて設定してください。
		trunkの作業フォルダはそのままにしておいて、
		branchesを別フォルダで作業する場合は、何もする必要はありません。
		分岐はこれで終了です。
		
	
	
 - ここからは作業フォルダ(ローカル)についてです。
		最初にtrunkとbranchesを含む上位のディレクトリから
		まとめてチェックアウトしてあれば、
		分岐後に更新するだけで分岐した結果を取得することが可能です。
		もし、trunkだけをチェックアウトしている場合は、branches/v4を
		別のところへチェックアウトすればよいです。
		
	
	
 - 更新(またはチェックアウト)ができれば、
		作業フォルダの準備も完了したことになります。
		
	
 
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Last modified: Mon Oct 20 18:00:00 JST 2008